ELANを使って動画を分析するには、なにはともあれカメラから動画を取り込まねばなりません。ところでお使いのカメラはどんなタイプですか?(注:この記事は2012年9月の現状に即したものです。技術の進歩とともに古くなる可能性あり)
それなら脈ありです。カメラとPCをつないだり、SDカードを読み込むことで、比較的簡単に動画ファイルを作ることができる可能性大です。詳しくは、 SDカード経由で、 カメラの内蔵メモリやHDから をご覧下さい。
うーん。もし近くに、最近買ったビデオデッキがあるなら、それにダビングしてしまいましょう。そしビデオデッキがSDカードを挿すタイプのものならば、SDカードに映像をコピーしましょう。SDカード経由なら、比較的簡単に動画ファイルを作ることができます。また、DVDに焼けば、多少、パソコンで読める可能性が増えます。
Windowsユーザの方は下記の図のように、PCとカメラをつないで読み込むことができる場合があるかもしれません。また、一昔前のMacにはFireWireケーブルがついていて、カメラ側のiLink端子とつなぎ、iMovieを起ち上げておいてDVテープを再生しながら取り込むことができました。
家庭用のビデオデッキで鑑賞するタイプの映像DVD-Rは、保存には便利ですが、パソコンでファイルとして読むにはちょっとやっかいです。ELANで使うには、DVDの中身をエクスプローラ(Windows)かファインダ(Mac)で見て、VIDEO_TSフォルダとAUDIO_TS フォルダ内にあるファイルをビデオ変換ソフトを使って、パソコン用のファイルに変換してやる必要があります。
ビデオ変換ソフトとしてはRoxio Toastのようなソフトがあります。
なお、こうしたソフトで変換ができるのはあくまで自分で撮影したもので、映画などは変換できません。
Windowsではこんな感じで取り込みが進みます。ビデオ変換ソフトが比較的たくさんあるので、さまざまなタイプのカメラからファイルを取り出し、変換することができます。
図の左のように最近のカメラが手元にある場合は、
SDカード経由で、
カメラの内蔵メモリやHDから
を参照して下さい。
Macの場合、カメラが最近のものなら、iPhotoやiMovieで半自動的に映像を読み込むことができます。詳しくはSDカード経由で、
カメラの内蔵メモリやHDから
を参照して下さい。
古いカメラの場合は、新しいビデオデッキにダビングするのがいいかもしれません。