外を歩いていて、看板の訴求力が一割増しになっているのに気づく。「ご自由にお使い下さい」「不動産のご相談」「メモリアルアートの」「お食事処」。ひとつひとつが、この世の秘密を解くためのキーワードのように見えてくる。ことばの力、ことばのいかがわしさがよくわかるようになる。前回のゼルダのときもそうだった。あるまとまった時間をゲームに費やすことで訪れる、このまことのめがね感覚。 ゴロンの里で行きづまり、ネット検索。先の楽しみを奪われないように最小限のヒントを目にする。そうか、魔法をケチるため、すぐにまことのめがねをはずしたもんで、ゴロンの霊が見えなかったのか。というわけで霊についていく。ついていくゴロ。無事温泉にたどりつき、何度かお湯を冷まし、ようやく長老をとかし、子守唄を覚えたところでオフ。そういえば、クロックタウンのバクダン屋に「月旅行実験計画」ってはり紙があったけど、あれ、気になるなあ。 |