朝、パッキングをしてリスボン最後の昼食を食べて空港へ。タクシーの連絡係の声がまるで風呂で話しているようなエコー。
リスボンからパリ経由で関空へ。
機内の液晶でみる極小スパイダーマンのターザン移動。エグザイルがエグザイルのみじめさを裏返すべく正義を為すというのは、あんまりシャレにならん話だ。そして、この終わり方はやはり「２」があるんだろうな。
それにしてもパリ発のフライトで「麗しのサブリナ」とは、なんと鼻持ちならないシチュエーションだろう。パリで鍛えたファッションと料理の腕前を愚民どもの前でおもいきり披露したい、手首のスナップで卵を１００個割ってみせたい、高度一万メートルのサブリナ気分は高揚するばかりだ。